vol. 28アイアンマンマレーシア326滞在記〜バイク編〜
さあ、SHIVちゃんの海外デビュー!
今から180kmの戦いが始めることに
胸を驚かせながら、バイクエリアへ。
続々と選手達が自分のバイクの元へ移動していく中、やっとSHIVちゃんを発見。
それにしてもアイアンマンは高級バイクが多い。まじでテンションが上がる。
ちなみに、今回の補給食はこちら。
・SHIV ボトル 1,000ml
→ミネラルウォーター
・フロントボトル 500m
・シートボトル 500ml
・お菓子BOX
→宮崎エナジージェル (へべす味)2つ
→インスタント味噌 1つ
・ウェア後ろポケット
①南国特有?モンキーゾーン
スイムアップ後の補給のため、漕ぎ始めてすぐにフロントボトルのスペシャルドリンクをゴクゴク飲む。
天候は気持ちいいぐらい晴れて、
かなりの炎天下。
スタートしてすぐに若干の登りが続く。
傾斜はあまりないが、脚がまだ慣れていないので少しカラダが重く感じる。
バイクコースはまさに南国の森の中という雰囲気。
南国ならでは!と思ったのが、"Monkey Zone Slow Down"の看板が!
そう、野生のお猿さんが普通にいる。
小さくて可愛いやつ。
さすがに道路上にはいないが、側道でじゃれあっている。
たまに舗装が悪い場所があり、特にDHポジションの時は気を抜いてはいけない。
何回かフロントボトルが落ちそうになる。
バイクコースは2周回。
ランカウイ島を2周する感じ。
ヒルクライムはないが、1周の中に登りは5、6箇所ある。
もちろん飛ばせる区間もある。踏みすぎないように注意。
② ボトルを求める子どもが多い
コース試走をする時間がなかったので、
コースマップで見ていた記憶をたどりながら、ペースを上げていく。
飛ばしすぎてランの時に走れなくなるのを防ぐため、
踏みすぎないことを常にイメージ。
平地はAve. 35-36kmで快走しながら、どんどん前の選手達を抜いていく。
抜かれても無理についていかずに、あくまで自分のペースを守る走りを意識。
エイドステーションには
ゴミ捨てエリア、水、スポドリ、バナナ、ジェル
の順番に並んでいて、必要なものをサッと受け取る。
目の前になったら「WATER!」と叫ぶ。
ボランティアの人たちにまじで感謝。
やはり暑さが凄かったので、各エイドで水のボトルをもらい、
頭や身体にかけて温度を下げる。
とても気になった光景が
空になったボトルを求める子どもたちがそこら中にいること。
「Water! Bottle!」と叫び、空のボトルを求めてくる。
暇つぶし?集めて売るのかな?と思いながら、優しく、何度か彼らにパス。
③普通に車とバイクが通る
50km付近を通過し始めると、
トラブルが起きたのか、
ちらほら側道で立ち尽くす選手を
何人も見た。
180km、約5-6時間あるので、
正直何が起こるか分からない。
直線で飛ばせる箇所も多いが、
普通に車やバイクが通る(笑)
「アジアのアイアンマンでは普通なの!?」と思いながら、
仕方なくブレーキする場面もしばしば。。。たまにまじで危ない。
完全封鎖ではない模様。
誘導スタッフがいるが、
なんか頼りない(笑)感じもあるので、
しっかり自分で確認した方が良い。
④ 海外選手はやはりバイク強い
90km付近を通過し、脚と体調も今のところ問題なし。
この辺から「補給食足りないかも」
と思い始め、何回かに分けて
摂取することに変更。
おそらくずーと晴れていたので、だんだんと水分、塩分、ミネラルが不足していたのかもしれない。
正直もっと準備しておくべきだった。
もしくはスペシャルニーズバッグにほかの補給食を準備しておくこと。
120km地点ぐらいでいい感じのペースで走っているたぶん海外選手を見つけ、
ドラフティングにならないように12m以上あけて、走ることにシフト。
確かAve. 34-35kmぐらい。
それにしても特に欧米系の選手はバイクが強い。女性選手にも普通に抜かれる。
⑤ ラスト5kmでイグアナに遭遇
30-40kmぐらいは前の選手と距離を保ちながら走り、エイドで水、スポドリ、バナナ、ジェルを取りながら、ペースを維持する。
2周目はコースが分かるので、飛ばせるポイントではペースを上げる。
途中の登りでみんな諦めて自転車から降りて押している選手が何人もいる。
正直、歩くほど傾斜はないのに...
残り20kmぐらいの地点で補給食がなくなり、とりあえずスポドリだけで耐えたが、今考えると、この時が非常に大事なポイントだった。
ランへの準備を考え始める時に、
ガス欠気味でしかも補給食がないので、
ランへの補給ができなかった。
5kmを切った時点で前を走る選手が急にブレーキをしたので、慌てて僕もブレーキすると、なんとイグアナさんが道路を横断していた(笑)
自然と共存することが大事。
やっとT2会場であるMIECに到着。
タイムは5:40:04。最低でも5時間ちょっとで走れないと世界には通用しない。
ペース配分、飛ばせる箇所での踏み込み。もっと練習します。
MIECは企業の展示会をするような大きな施設なので、
バイクラックもすべて室内にある。
しかもクーラーが効いていて、涼しい。
Run Gear Bag(467)を取り、急ぎランの準備にとりかかる。
サドルのポジションが悪かったのか、
右脚の側面にかなりの違和感がある。
外はまだまだ炎天下なので、置いてあったSun Guardを顔と腕に塗り、
いざフルマラソンのスタート!
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