vol.27 アイアンマンマレーシア326滞在記〜スイム編〜
さあここからはレース当日の内容。
スイムコースは見晴らしの良い2周回コース。
右にブイを見ながら、時計回りに泳ぐ。
僕は左呼吸しかうまく出来ないので、左にブイが良かったなーと思う。
↑いや右呼吸、練習しろよ!
水温は28℃ぐらいなので、もちろんウェットスーツは着用不可。
知り合いから秘密兵器「スイムスキン」を貸してもらったので、今回は初めてのスイムスイムデビュー。
事前にプールで何回か泳いだので、着心地はもう慣れっこ。
T1会場は5:45amにオープンするので、その時間に合わせてシャトルバスに1番乗りだった。
まだ外は真っ暗なので、ヘッドライトは必須。
僕は忘れた。
(↑家に3個あるのに!)
バイクのセットアップを一通り終わらせて、トイレに行こうとしていると、
同じグループの選手がタイヤの空気が入らず困っている様子。
すかさず僕のポンプで試してみると、何とか無事に空気が入り、彼もひと安心。
この日本人の彼とはゴール後にInstagramで繋がった(笑)
助け合いって大事。
レース後に聞いたけど、なんとバイク中に3回もパンクしたらしい。。。
それでも諦めずちゃんとゴールした彼にBig Respect!
僕だったら1回パンクしただけでもリタイアしそうなのに。。。
さて、話を戻して、
Street Gear Bagに荷物を入れて、ポンプと一緒に指定の場所に預けた。
このバッグはゴール後に受け取れるので、必要なものは前もって入れておきましょう。
どの大会もだけど、トイレはすごく並ぶので本当に早めに行くのがベスト。
IRONMANとは別にIRONMAN 70.3の選手もいるので、約3,000人ぐらい。
でもトイレの数が明らかに少ない(笑) ちなみに男女でトイレは分かれていない。
持参したベビーワセリンを脇や股に塗りまくり、最後の補給食を食べたのはスタートの1時間前。だんだん空が明るくなってくると同時に緊張感も高まる。
スタート前に知り合いの九州男児にも会うことができ、少し緊張が和らいだ。
先にIRONMAN 70.3の選手がスタートして、IRONMANのエイジは7:52amにスタート。
申告タイムごとにキャップの色が違っていて、僕は1時間15分以内の黄色グループだった。
エイジより先にPROがスタートするので、目に焼き付かせるために最前列で見た(笑)
同い年の戸原さんも出場していた。そしてあのJavier Gomezもいた。
さあ、いよいよスタート数分前になり、スイムのコース取りやレース展開をイメージしつつ、スタートの合図を待つ。
もう選手のボルテージは最高潮の中、いよいよ長い旅がスタート!
4人ずつ3秒感覚ぐらいでどんどん選手が海に入っていく。
僕は右側のブイ付近に位置取りして、泳ぎ始めた。
ランカウイは楽園のイメージだけど、スイム会場の水は泥?砂?の影響で透明感はない。
波やうねりもほぼなく、快調にスタートできた。
まずは直線に400m、右に回って700m、また右に回って800mのコースを2周。
感覚的には700mの直線が少し逆流で泳いでいるせいかペースダウン。
そして徐々に左にそれるクセが出てきて、ヘッドアップの回数が増えてくる。
ほかの選手が泳いだ水流に沿って泳いだ方がいいことは分かっているのに、やはりまだクセが直っていないことをレース中に再確認(笑)。
砂浜を目指す800mは追い波?なので、泳ぎやすかった。
一度砂浜に上がり、水を含んだ後に2周目へGO。
1周目に比べて、コース取りはいい感じにできたが、次はゴーグルを締めすぎたのか、目の周りが痛くなってきた。
これも経験だなーと水中で思いながら、何とか最終コーナーを周り、あとは残り800mのみ。
ここまで来たらもう「早く砂浜に上がりたい!」気持ちが高まり、自然とピッチも上がる。
今回はバトルやゴーグルが外れるアクシデントはなく、しかもかなり見晴らしの良いコースだったので、無理せずスイムアップ出来た。
タイムは1:20:25。
「100m Ave 2:07もかかっているのか。プールでは余裕なのに」とまじで思う。
まだまだ課題であることは確か。
1時間ちょうどぐらいで泳げないと上位を狙うのは難しい。
ウェットなしで3.8km泳いだのは初めてだったが、これからどんどんタイムを上げていく必要がある。
スイムアップの後はささっとシャワーエリアを通って、
Bike Gear Bag(467)を取り、いざBike 180kmの旅へ出発!
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