vol.26 アイアンマンマレーシア326滞在記〜大会前日編〜


レース前日の朝も最高に晴れていた。

たっぷり9時間ぐらい寝たので、体調も万全。


朝日が窓から綺麗に漏れてきて、なんかテンションが上がる。


窓を見るとすでにプールで誰か泳いでいた。


気になったので、「水温どんな感じ?」と聞くと「Beautiful」とのこと。


のちにレース中にも遭遇するオーストラリア人のMAUROである。


妻と子ども3人でアイアンマンに来ているようだった。


僕はとりあえず走りたかったので、軽くランニングした後に、プールに入った。


水温もちょうど良く、水もクリアで心地よく泳げた。


明日は1.9kmを2周回する。何となく頭でイメージしたが、あまり考えすぎないようにしようと思った。


ホテルからメイン会場までは自走(自転車)で向かった。

今回のレースはT1、T2とトランジションの場所が違うので、BikeとRunのバッグを預ける場所が違う。


The Danna Langkawiというホテルがあるスタートエリアが「T1」で、メイン会場があるMIECという会場が「T2」である。


少しでもストレスを減らすために、このホテルに泊まろうかと思ったが、一泊20,000円以上したので、諦めた。

T1 - T2の区間はシャトルバスが出ていて、約30分ぐらいで着く。


メイン会場(MIEC)までSHIVちゃんで移動すると、10:00amの会場オープンを待つトライアスリートがちらほらいた。


横に座っていたたぶんヨーロッパ系の選手に話してみると、「ディレイラーの調子が悪いんだ」といわゆるメカトラブルのようで、今からメカニックに見せに行くとのことだった。


海外遠征はなにが起こるかわからない。その都度トラブルに対応する必要がある。

そうこうしていると、会場がオープン。


簡単なフードコートみたいなエリアもあり、僕はそこで「ナシ・レマ」というマレーシアの定番ご飯とバナナマフィンを食べた。

ナシ・レマはちょっぴり辛いけど、エスニックな味付けで美味しい。


合計で420円ぐらい。物価の安さに驚く。


日本人選手が多いこともあり、今回は日本語での大会説明会が予定されていました。


その会場に行ってみると、「え?日本の大会?」ってぐらいに日本人が多い。


なるほど。コナ狙いがいっぱいいるんだなーと思いながら、しっかり説明を聞いた。


やはり日本語で聞くと、安心する。


丁寧なレースの説明に本当に感謝である。


そのあとは、Run Gear Bugを預けに行った。

こんな感じで番号順に並べている。

ちなみに、この中には

・ランニングシューズ

・ランニングキャップ

・補給ジェル(3つ)

・ウェットタオル(首に巻くやつ)


が入っている。


無事にRunバッグを預けたので、次はスタート会場のT1に移動した。


自転車を持っていく必要があるので、自走かでかめのタクシーか迷ったが、バイクの調子を見たかったので自走で行くことにした。


距離は約10km。


T1会場へ着いた時に少し後悔した。


なぜなら結構登りがあり、脚を使ってしまったのだ。そして少し疲れた。


レース前日なので、カラダを1番大事にしたほうがいいので、タクシーかもしくはレンタカーをしておくことをお勧めする。


T1ではバイク・レースナンバー・ヘルメットチェックを終えて、早速自分のバイクラックに移動。

やはりアイアンマン!会場がでかい!!!バイクの数もやばそう。


確か時間はお昼の12:00ぐらいだったので、かなりの炎天下だった。


汗だくになりながら、SHIVちゃんをセッティング。

もちろん屋根はなく、直射日光なので、タイヤの空気は抜いておく。


補給食や水はレース当日の朝に準備できるので、前日に準備しておく必要はない。


夜は雨が降る可能性が高いので、ディレイラーとクランク部分にビニール袋とアルミホイルでカバーした。


そのあとBike Gear Bagも預けて、アンクルバンドを受け取った。

この青い袋の中には、以下のものを入れた。

・バイクシューズ

・ヘルメット

・サングラス

・靴下

・補給ジェル2つ

・ゼッケンベルト


レース中に気づいたが、「ゼッケンベルト」はランの時に付ければ問題なかった。


日本の大会ではバイクの時から付ける必要があるので、そのクセが出てしまった。


さあ、これで前日準備はほぼ完了。


スイム会場の海を眺めてみると、見た感じはかなり泳ぎやすそう。

↑これは大会当日の写真


シャトルバスへ向かう途中にいい感じのレストランがあったので、またここで「ナシ・レマ」を食べた。


今度はチキンカレー付きである。だいたい390円ぐらい。

シャトルバスに乗り込んで、メイン会場のMIECまで戻り、ふらふらと出店ブースをまわった。


レッドブルのイベントカー近くに行くと、日本にいる先輩から「レッドブルの友達も会場にいるみたい!」と連絡が来ていたことを思い出し、


スタッフの人に話してみると、すぐ彼と会う事が出来た。


彼はレッドブルマレーシアのマーケティングマネジャーで、共通の知り合いがかなり多かった。


退職してもこんな感じで出会えるのは本当にナイスだと思う。


一度ホテルへ戻り、少しゆっくりした後に、持参したドローンを持って、空撮をするためビーチへ行くことに。


ネットでPenang Beachが綺麗と書いてあったので、Grabで車を呼んで、いざドローン撮影に出発した。


動画はYoutubeのチャンネルにまとめてあげることにする。



という感じで、レース前日はしっかり準備ができた。


正直、今回は一人アイアンマンなので心配したところもあったが、来てると全然なんとかなる。


少し話相手が欲しくなるタイミングもあるけど、


あとは気持ちをどのくらい高めていくか次第である。


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