IRONMAN 70.3 上海 大会レポート③ 最後


さあ、レース当日を迎えました。 何十回と大会に出てきたけど、いつもレース当日の朝はいつもソワソワします。


朝3:00に目が覚め、あーだこーだしながら、3:30には完全起床。


コンディションは、「ん~なんか筋肉が張ってる?」という感じ。


朝食はとても親切にも3:30から利用できるということで、大事なレース前の朝食は食べにホテルの1Fへ。


この後にジェルで補給も。


レース会場までは、シャトルバスで移動。緊張感とワクワクが混じったこの雰囲気、嫌いじゃない。。。


早めにレース会場に着いたので、ゆっくりとトランジションエリアで最終確認。


「今日も頼むよ!」と自分のバイクに喝を入れて、スイムスタートまでストレッチをしながら朝日の浴びる。


緊張感が漂いながらも、どこか楽しい雰囲気のこのトライアスロンの独特な感じが好き。


エイジグループのスイムスタートは、8:00。先にプロ選手がスタートするので、


その勇ましい泳ぎを眺めながら、メラメラと闘争心を抱きながら、冷静な気持ちを忘れない。


【スイム】

スイムの目標は33分。ウェットスーツを着て、練習したタイムだと全然いけるタイム。


30分以内の選手が先にスタートし、その後に自分の30分前半のグループがいよいよスタート!


スタート直後は、自分の位置を確認しつつ、ブイの並びを見ながら、自分のフォームと呼吸の流れを意識する。


水は少しだけ冷たく感じるけど、体が温まれば全然問題ない水温。


100m 1分40秒の計算で、力を抜いた泳ぎを心がけながら、5分ほど泳いでいると、


後ろから来る選手に腕?脚?がゴーグルにあたり、両目にがっつり水が入ってしまいました。


慌ててゴーグルから水を抜いて、付けなおしていると、焦りなのかかなり心拍数が上がりました。



「レースは何が起こるか分からないよな~」と今は落ち着いて思うけど、


その場では自分が1.9km泳げるのか不安になるぐらい、気持ちが焦りました。


少しだけ平泳ぎをしながら、呼吸を回復させて、何とか1.9kmのゴール付近へ。


鉄のはしごを駆け上り、走りながら、上半身だけウェットスーツをさっと脱ぐ。


ここで5~6人は抜いて、青色のバイクバックを取り、最短で着替えを済ませて、いざバイクコースへ!


【バイク】

バイクラックのある公園の敷地内を抜けて、完全封鎖している国道をひたすらまっすぐフラットなコースを


Ave 37-38kmでキープすることを意識する。


2周回のコースで、向かい風と追い風を繰り返す感じ。


向かい風の時にいつも以上に踏んでいたのか、後半あたりはかなり脚に疲労感を感じる。



70kmぐらいを越えたあたりから、少しずつペースが落ちて、どんどん抜かれていく。



フラットなコースでひたすらDHポジションで漕ぎすぎると、同じ箇所に疲労がたまり、



ランに入る時には脚を使い切っている状態になるのは、ダメなレース展開です。

フラットなコースでもたまに立ち漕ぎなどを入れながら、リフレッシュすることが大事。


今回のバイクで学んだ点です。


【ラン】

バイクをラックにかけて、ダッシュでランバックを受け取り、ランシューズに着替える。


ランのコースもオールフラットな3周回だったので、キロ4分00秒で走るつもりでスタート。


走り出すと意外と脚の疲れもそこまで感じず、すいすい選手を抜いていく。


今回のシューズは「New BalanceのHANZO R」。


アイアンマンケアンズでも履いたもので、とても履きやすく軽いシューズ。


しかし、勝負は14km(2周)した時でした。ガーン!と脚に疲労を感じ始めて、かなりペースダウン。


ふくらはぎと太ももに重く感じる疲労感。補給ジェルの「TOP SPEED」を注入しながら、


キロ4分50秒ぐらいのペースで、脚の痛みを無視しながら、ラスト3周目を爆走。


ゴール前に若干の坂があり、気持ちが折れそうになりながらも、フィニッシュラインへダッシュ。


いつ走っても最高の気持ちになる、アイアンマンカーペットも今回はきつくてまったく実感がなく、


ただただゴールできて良かった!というのが正直な感想。


これまでのレースの中でもトップクラスにきついレースでした。


全然顔に余裕がありません 泣


レース、特に海外レースは出るたびに、発見、学び、改善点、やる気、出会いがあり、


経験値が高くなる実感があります。


完走タイム 4:52:28

スイム:38:20

バイク:2:33:56

ラン:1:35:38



自分のトライアスロンに対する姿勢や日々の練習など、改善することがてんこ盛りですが、



変化できるからこそ、やめれない競技だと思います。



もっと進化します!ファイヤー!!!

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